南極の気象(2026年3月)
1.概 況
3月は、低気圧の接近・通過により強風を伴う荒れた天気となる日が複数回あった。
特に3日から5日にかけては発達した低気圧の影響でC級ブリザードとなり、最大風速NE27.8m/sを記録した。
その他にも17日から20日、25日から26日に発達した低気圧が接近・通過し、それぞれ20m/s以上の最大風速を記録したが、開放水面が広がる中で地吹雪が発達しにくいこともあり、視程が悪化した時間が短くブリザードとはならなかった。
荒れた天気となった日以外も曇りや雪の日が多く、低気圧や気圧の谷に向かって流れ込む暖湿気の影響により、月平均気温は平年よりも2.9℃高い-3.9℃で3月として1位の高さとなった。
また、C級ブリザードとなった4日の日最低気温-0.8℃は、3月として3位の高さとなった。
ブリザード、カタバ風‥‥用語解説
2.気温、風向風速等の気候統計値
| 平均気温 | -3.9℃ | 平均湿度 | 74% |
|---|---|---|---|
| 最高気温 | 1.1℃(4日) | 平均雲量 | 8.2 |
| 最低気温 | -11.2℃(23日) | 日照時間 | 121.4h |
| 平均風速 | 7.9m/s | 全天日射量 | 6.7MJ/㎡ |
| 最多風向 | NE | 雪日数 | 20日 |
| 最大風速 | 27.8m/s(NE 4日) | 霧日数 | 0日 |
| 最大瞬間風速 | 36.0m/s(NE 4日) | 平均気圧(海面) | 980.0hPa |
3.日平均気温の推移および月平均気温の累年値

日平均気温の推移
データは
こちら
をご参照下さい。

月平均気温の累年値
データは
こちら
をご参照下さい。
4.大気の流れ

南半球月平均500hPa高度および平年偏差
等値線は500hPa高度を表し、間隔は60m。陰影域は平年偏差を表す。平年値は1991-2020年の期間の平均値。
5.南極昭和基地上空のオゾン層と紫外線の状況について
南極昭和基地上空のオゾン層と紫外線の状況についてはオゾン層・紫外線のページを参照してください。
毎月下旬、最新版に更新されます。またオゾン層に関する報道発表を随時行っています。
