秋田駒ケ岳による主な災害

秋田駒ケ岳の概要

秋田駒ヶ岳の写真

 玄武岩〜安山岩(SiO2 49〜59%)の二重式成層火山。山頂部北東側の北部カルデラ(1.2km×1km)と南西側の南部カルデラ(3km×2km)が相接しており、カルデラ形成期の火砕流堆積物・降下火砕物 が山麓や火山東方に分布する。北部カルデラは男女岳(最高峰)などの火砕丘や溶岩にほとんど埋積されており、カルデラ北縁から北西方に溶岩が流下している。男岳は北部・南部両カルデラの接合部西縁上の峰。南部カルデラには女岳・小岳・南岳火砕丘があり、それらからの溶岩流堆積物がカルデラ底を覆い、カルデラ南西縁から溶岩が西方に流下している。
 今世紀初頭までは北部カルデラ内の硫黄沈澱物から硫気の上昇が認められていた。また、山麓には温泉が多くみられる。有史以後、水蒸気爆発しか知られていなかったが、1970年〜1971年の噴火では溶岩流を流出し、小爆発をしきりに反復した。
 別名、駒形山、御駒山。

噴火の記録

月日 災害内容 詳細(※)
807年 不明 噴火?  
1888年

1905年
不明 小噴火?  
1890年

1891年
90年12月

91年1月 
噴火。鳴動、噴石。  
1932年 7月21日

7月30日
噴火。新火口、新噴石丘生成。泥流、降灰。樹木の枯死。有毒ガスの発生。
1970年

1971年
70年9月

71年1月
噴火。9月18日より噴火。以後頻繁に爆発(ストロンボリ式噴火)。溶岩流出。

(※)・・・詳細欄の「○」から、その災害の詳細な情報を見ることが出来ます。

  「概要」および「噴火の記録」については日本活火山総覧(第3版)による。