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三原山へ登る観光客の皆様へ      English(PDF)








 現在の伊豆大島の火山活動状況

 現在、伊豆大島の噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)です。

 三原山では、火口内と周辺の一部に弱い噴気活動がみられています。地殻変動の観測では、島全体の長期的な膨張傾向が継続しています。火山性地震は、1年~数年に1回、一時的に多発することがありますが、それ以外の期間では発生回数は少なく、火山性微動は観測されていません。毎月実施している現地調査では、火口の温度は1999年以降ほぼ同じ状態で推移しています。二酸化硫黄などの火山ガスは観測されていません。

 現地調査結果のページへ

 これらのことから、火山活動は静穏で、噴火の兆候は認められていません。しかし、予知の困難な突発的な噴火が発生する可能性はありますので、注意が必要です。

 剣ガ峰   三原新山
  剣ガ峰(2014年1月撮影)         三原新山(2014年1月撮影)

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 火山情報を確認しましょう

  伊豆大島の火山活動の状態と噴火警戒レベルなどは、気象庁のホームページで公表しています。
 三原山へ登る前には、確認しましょう。


 火山登山者向けの情報提供ページ(伊豆大島)

  • 噴火警戒レベル

  •  噴火警戒レベルは、「警戒が必要な範囲」(生命に危険を及ぼす範囲)を踏まえて、防災機関や住民等のとるべき行動を5段階のキーワード (「避難」、「避難準備」、「入山規制」、「火口周辺規制」、「活火山であることに留意」)に区分した指標です。
     噴火警戒レベルの説明
     伊豆大島の噴火警戒レベルリーフレット

  • 噴火警報・噴火予報

  •  噴火警報は生命に危険を及ぼす火山現象(大きな噴石、火砕流等)の発生やその拡大が予想される場合に「警戒が必要な範囲」(生命に危険を及ぼす範囲)を明示して発表されます。
     噴火警報・噴火予報の説明

  • 火山の状況に関する解説情報

  •  火山性地震や微動の回数、噴火等の状況や警戒事項について、必要に応じて定期的または臨時に解説する情報です。

  • 火山活動解説資料

  •  地図や図表を用いて、火山の活動の状況や警戒事項について、定期的または必要に応じて臨時に解説する資料です。

  • 週間火山概況

  •  全国の活火山について過去一週間の火山活動の状況や警戒事項をとりまとめた資料です。
    特段の活動がない場合は記載されません。
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 三原山へ登る準備をしましょう

 三原山遊歩道には足場の悪いところがあります。登山靴やハイキングシューズを履くようにしましょう。突発的な噴火に備えて、ヘルメットなどが身を守るために有効です。できれば準備しておくとよいでしょう。三原山山頂口にはヘルメットの無料貸し出しがあります。

  登山道1   登山道2         
  三原山遊歩道の様子

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 火山現象から身を守る方法を知っておきましょう

     噴火が発生していないときから、「噴火が発生したらどのような現象が起こるのか」「そのような現象が起こったときにはどうすれば良いのか」 を考えておくことが、噴火に遭遇したときに身を守ることに繋がります。

  • 溶岩流

  •  マグマが火口から噴出して高温(800~1200℃)の液体のまま地表を流れ下るものです。 三原山の山腹に見える黒い筋は1986年の噴火のときの溶岩流が冷えて固まった跡です。 流下速度は地形や溶岩の温度・組成によりますが、比較的ゆっくり流れるので人の足による避難が可能です。

      溶岩流   三原新山         
      1986年噴火溶岩流              現在の三原山

  • 噴石

  •  爆発的な噴火によって直径50cm以上の岩石等が火口から吹き飛ばされて落下してくる現象です。 こぶし大の噴石は火口から1km以上も飛ぶことがあります。大きな噴石は風の影響を受けずに火口から四方に飛散して短時間に落下し、建物の屋根を打ち破るほどの破壊力を持っています。 爆発的な噴火が発生したら、退避壕や岩陰に避難しましょう。近くに退避できる場所がないときは、ヘルメットやかばんなどで頭を守りましょう。

      噴石
      浅間山の噴石(2005年)

  • 火山灰

  •  物が燃えてできた灰とは異なり、溶岩の細かな粒子から出来ていて、ガラスのように尖っています。 吸い込むと咳が出たり、のどを痛めたりします。また目に入ると痛みを伴います。 吸い込まないようにマスクなどをしましょう。目に入ったときにはこすらないようにしましょう。

      降灰
      桜島の降灰(2009年9月)

  • 火山ガス

  •  マグマの中には人体に有毒な硫化水素や二酸化硫黄などの火山ガスが含まれることがあります。 一般的に無色透明ですが、刺激臭や硫黄臭によって気づくことができます。 火山ガスは水に吸収されやすい性質があります。危険を感じたら濡れたタオルなどで鼻を覆い、風通しの良いところへ避難しましょう。 また火山ガスは空気よりも重いため、窪地などには入らないようにしましょう。
   火山ガス
    火山ガスを大量に含む噴煙(三宅島 2002年1月)


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 突発的な噴火に備えて

  
 大島町では突発的な噴火に備えるために、災害用ヘルメットの無料貸し出しを行っています。 ヘルメットは歌乃茶屋と富士箱根伊豆国立公園展望避難休憩舎に設置されていて、誰でも自由に利用することができます。
 また三原山遊歩道沿いには、噴火時の噴石や火山灰等から一時的に身を守るための退避壕が設置されています。 山頂にある展望台も一時的な避難に利用できます。もし山頂火口などで突発的な噴火が発生した場合には、退避壕などに避難し、 状況により、下図に示す経路を参考に火口から離れてください。緊急時にはこの経路図によらずに臨機応変に行動することも、 身を守ることに繋がります。

  歌乃茶屋   休憩舎         
  歌乃茶屋                 富士箱根伊豆国立公園展望避難休憩舎

  退避壕   火口展望台         
  退避壕                 火口展望台


 退避経路と所要時間

 ①山頂火口からの退避
 
  山頂中央火孔から火山灰を噴出するような噴火の発生、
  または、そのような噴火の発生が予想される場合。

  山頂火口からの退避経路
  山頂火口からの退避経路図

 「退避の経路と徒歩による所要時間」
 ・経路1:お鉢めぐり~山頂遊歩道待避所1 20分~45分
 ・経路2:お鉢めぐり~裏砂漠路線退避所2 30分~60分
 ・経路3:お鉢めぐり~鏡端退避所3    20分~45分

(参考)遊歩道の徒歩による所要時間
  山頂遊歩道~山頂口    2.2km 45分
  裏砂漠路線~温泉ホテル  3.2km 65分
  お鉢めぐり一周      2.5km 45分


 ②カルデラ内からの退避
 
  山頂火口外へ噴石が飛散するような噴火の発生、
  または、そのような噴火の発生が予想される場合。

  カルデラ内からの退避経路
  カルデラ内からの退避経路図

 「退避の経路と徒歩による所要時間」
 ・経路1:カルデラ内西側~山頂口 20分
 ・経路2:裏砂漠路線~温泉ホテル 45分
 ・経路3:裏砂漠路線~都道    90分
 ・経路4:裏砂漠~都道      90分
 ・経路5:櫛型山~駐車場     30分


 ③外輪山からの退避
 
  噴石や溶岩流が外輪山付近にまで到達する恐れのある噴火が発生したとき、
  または予想されるとき。

  外輪山からの退避経路
  外輪山からの退避経路図

 「退避の経路と車両による所要時間」
 ・経路1:山頂口~スカイライン経由~元町  現在、スカイラインの通行不可
 ・経路2:山頂口~温泉ホテル        10分
 ・経路3:C割れ目噴火~C割れ目噴火入り口 20分


 ④島外避難
 
  カルデラ内外で割れ目噴火が発生、または割れ目噴火の発生が予想される場合には、
  観光客の皆様の島外避難を促します。

  島外避難経路
   島外避難経路図

 「避難経路の決定」  
・避難港
 町長が気象状況及び気象予報を参考に東海汽船等関係機関と協議のうえ避難港を選択し、大島支庁長の判断をもって決定する。
・陸上経路
 町長が、関係機関と協議のうえカルデラ外割れ目噴火の発生場所及び想定される影響範囲をリアルタイムハザードマップなどにより特定し、避難港まで移動可能な経路を決定する。


<参考文献>

 「火山-その監視と防災-」 気象庁 

 「火山に強くなる本」山と渓谷社

 「伊豆大島火山防災マニュアル」 伊豆大島四者懇談会実務者会議


 記録に残る火山活動

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