火山名  口永良部島  火山の状況に関する解説情報  第11号
平成26年8月13日16時00分  福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

**(本  文)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>

1.火山活動の状況
(8月12日から8月13日15時)
 口永良部島では、噴火は発生しませんでした。
 
 遠望カメラの観測では、12日に白色の噴煙が火口縁上600mまで上が
っていることを確認しました。
 13日に気象庁機動調査班(JMA−MOT)が実施した現地観測による
と、火山ガスの平均放出量は1日あたり、300トン(前回5月21日60
トン)と増加しています。
 13日07時12分に継続時間の短い火山性微動を観測しました。この微
動に伴いごくわずかな傾斜変動を確認しましたが、噴煙等に特段の変化はみ
られませんでした。
 火山性地震は少ない状態で経過しました。

 8月7日からの火山性地震、火山性微動の回数(速報値)は以下のとおり
です。

              火山性地震   火山性微動
  8月 7日          0回     0回
  8月 8日          6回     0回
  8月 9日          1回     0回
  8月10日          0回     0回
  8月11日          0回     0回  
  8月12日          4回     0回
  8月13日(15時まで)   4回     1回

2.防災上の警戒事項等
 火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな
噴石に警戒してください。
 向江浜地区から新岳の南西にかけて、火口から海岸までの範囲では火砕流
に警戒してください。
 風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意してください。
 降雨時には土石流の可能性がありますので注意してください。

  次の火山の状況に関する解説情報は、14日(木)16時頃に発表の予定
です。
  なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>