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新潟焼山 有史以降の火山活動

有史以降の火山活動(▲は噴火年を示す)

年代 現象 活動経過・被害状況等
887(仁和3)年 水蒸気噴火→マグマ噴火 火砕物降下あるいは火砕サージ→火砕流→溶岩流。噴火場所は山頂付近?
▲989(永延3)年 マグマ噴火 火砕物降下あるいは火砕サージ、溶岩流。噴火場所は山頂付近?
▲1361(正平16)年 大規模:マグマ噴火 火砕物降下あるいは火砕サージ→火砕流→溶岩流。噴火場所は山頂部。崩壊?(大噴火?火砕流?今のドーム形成?)
マグマ噴出量は0.33 DREkm3。(VEI3)
▲1773(安永2)年 中規模:マグマ噴火 北方へ火砕流。火砕物降下あるいは火砕サージ→火砕流。噴火場所は山頂火口(御鉢)。
マグマ噴出量は0.02 DREkm3。(VEI3)
▲1852~54(嘉永5~安政元)年 水蒸気噴火 火砕物降下、硫黄流。噴火場所は北西山腹の割れ目火口。
1852年11月1日夜噴火、翌年5月頃まで続く。1854年にも噴火。噴火地点は北西山腹の割れ目で多くの噴気孔を生成し多量の硫黄を噴出。活動のピークは1852年の噴火であったらしい。
▲1949(昭和24)年 水蒸気噴火 2月5、8日、5月19日、9月13日。火砕物降下、泥流。噴火場所は山頂南西~北東山腹割れ目火口。
爆発音、北関東に降灰。2月8日にも噴火、爆発音。
5月19日噴火:鳴動、爆発音。雪解けに伴い5月14日から早川変色。
7月30日泥流:大雨のため泥流となり被害。9月13日噴火。
▲1962(昭和37)年 水蒸気噴火 3月14日。火砕物降下。降灰。噴火場所は山頂火口。
▲1963(昭和38)年 水蒸気噴火 2月14、15日、3月19日、7月10日。火砕物降下。噴火場所は山頂部。
▲1974(昭和49)年 水蒸気噴火 7月28日。火砕物降下、泥流。噴火場所は山頂部割れ目火口群。
28日未明に割れ目噴火の水蒸気爆発。降灰域は北東100㎞に及ぶ。降灰65万トン。泥流流出。噴石のため山頂付近にキャンプ中の登山者3名死亡。(VEI1)
▲1983(昭和58)年 水蒸気噴火 4月14~ 15日。火砕物降下。噴火場所は山頂火口西側。
焼山中央火口の西寄りの古い噴気孔で、極めて小規模な水蒸気爆発。山頂付近降灰。
▲1997~98(平成9~10)年 小規模:水蒸気噴火 火砕物降下。噴火場所は山頂東斜面。
97年10月29日、11月8-9、12日~98年2-3月30日。
山頂付近で噴気活発。1987年5月、1989年3~4 月に活発で、灰白色の噴煙や雪面変色も見られた。また、1997年10月以降噴気量が増加し、1997年10月29日以降、1998年2月下旬~3月30日の間に4回火山灰を噴出させる活動があった。(VEI1)

日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)による。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006)を参考に、文献の追記を行った。

※従来は、14C年代や考古遺物との層位関係から、約1,000年前の平安時代とされていたが、最近のウイルグマッチング年代では1235年頃の鎌倉時代になるという報告がなされている。 なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載している。また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付している。詳しくは有史以降の火山活動についてを参照のこと。



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