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那須岳 有史以降の火山活動

有史以降の火山活動(▲は噴火年を示す)

年代 現象 活動経過・被害状況等
▲1408~10(応永15~17)年 中規模:水蒸気噴火(泥流)→マグマ噴火(泥流) 2月24日~翌々年3月5日。火砕物降下,泥流→火砕物降下・火砕流,泥流→溶岩流。噴火場所は茶臼岳。 那珂川黄変。死者180余名。牛馬多数被害。マグマ噴出量は 0.041DREkm3。(VEI4)
▲1846(弘化 3)年 水蒸気噴火 8月。噴火場所は茶臼岳(詳細不明)
▲1881(明治 14)年 小規模:水蒸気噴火 7月 1日。火砕物降下。鳴動、噴石、降灰。噴火場所は茶臼岳山頂西側の無間火口及び北西側の火口。那珂川の魚被害。(VEI1)
1942(昭和 17)年 噴気 10~12 月。茶臼岳西斜面の噴気活発化。
1943(昭和 18)年 噴気 12月。西斜面の噴気活発化。
▲1953(昭和 28)年 水蒸気噴火 10月24、29日。火砕物降下。噴火場所は茶臼岳西側の噴気地帯(無間火口)。旧火口の西側斜面で噴火し、降灰は南6kmに及ぶ。
▲1960(昭和 35)年 水蒸気噴火 10月10日頃。火砕物降下。噴火場所は茶臼岳北西側の噴気地帯。噴石、北方0.8kmまで降灰。
▲1963(昭和 38)年 水蒸気噴火 11月20日。噴火場所は茶臼岳西側の噴気地帯(無間火口)。西斜面の無間火孔で小爆発。火砕物降下。付近に降灰。
1977(昭和 52)年 地震 1月30~31日。最大地震は30日23:25、M3.7。黒磯における有感地震回数4回(最大震度3)。震源は山頂から南西約10kmの山麓。
1985(昭和 60)年 地震 9~12月。9月9~12、27~29日北山麓で地震多発、有感 (福島県下郷町等で最大震度3)。12月16日北山麓で地震多発、M4.4。有感(若松震度2)
1986(昭和 61)年 地震 3、7月。3月 12日山頂北方数kmで地震多発、M4.4、有感(大丸震度4)。7月1~3日南西山麓で地震多発(最大M4.1)。有感 (若松、白河、那須火山観測所震度2)

日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)による。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006)を参考に、文献の追記を行った。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載している。また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付している。詳しくは有史以降の火山活動についてを参照のこと。



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