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安達太良山 有史以降の火山活動

有史以降の火山活動(▲は噴火年を示す)

年代 現象 活動経過・被害状況等
▲1899(明治32)年 水蒸気噴火 火砕物降下。噴火場所は沼ノ平火口。
年初め頃から火山活動が活発化し、噴気孔数、噴気量増大。8月24日に沼ノ平内の噴気孔から大音響とともに火炎を噴出。25日噴気孔縁を破壊し、灰や硫黄泥を噴出。11月11~12日にも同一地点で黒煙や石を噴出。
▲1900(明治33)年 中規模:水蒸気噴火 火砕物降下、低温の火砕サージ。噴火場所は沼ノ平火口
7月17日噴火。熱灰や石を噴出。噴出物総量1.1×106m3。沼ノ平に長径300m、短径150mの火口を生じた。火口の硫黄採掘所全壊。死者72名、負傷者10名。山林耕地被害。(VEI2)
1950(昭和25)年 噴煙 2月25日。噴煙高度50m。
1995(平成7)年 火山性微動 10月27日、および11月10日。
1996(平成8)年 泥水噴出 6月。沼ノ平中央部で泥水の噴出を確認。以降、地熱活動が徐々に活発化し、噴気地、地熱異常域が拡大。
沼ノ平中央部で泥水の飛沫が直径約100mの範囲で確認。聞き取りにより、泥の噴出は9月1日頃と推定される。
1997(平成9)年 火山ガス 9月。沼ノ平火口内にて火山ガスによる死亡事故。死者4名。
1998~2003(平成10~15)年 熱、噴気、泥水噴出 地熱活動が活発化。1999年4月27日に沼ノ平中央部で泥水の噴出を確認。沼ノ平の噴気が一時的に高さ300mの噴気を観測した他、2001(平成13)年9月の現地観測では新たな噴気孔を確認するなど、噴気活動が活発化。

日本活火山総覧(第4版)(気象庁編,2013)による。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006)を参考に、文献の追記を行った。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載している。また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付加している。詳しくはこちらを参照のこと。



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