キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

平成22年12月22日(2時19分)の父島近海の地震で発表した津波警報・注意報について

地震の概要

平成22年(2010年)12月22日2時19分、父島近海の深さ8kmでM7.8の地震が発生した。発震機構(気象庁CMT解)は北東-南西方向に張力軸を持つ正断層型であった。(地震の詳細は、平成22年12月地震・火山月報(防災編)を参照)

震源要素
震源時刻(日本時間) 震央地名 緯度 経度 深さ Mw
2010年12月22日 02時19分 父島近海 北緯27度03.1分 東経143度56.1分 8km 7.8 7.3

震央分布図
今回の地震の震央分布図
1997年10月1日~2010年12月31日の期間に発生した、M≧4.0、深さ0~200kmの地震を表示している。2010年12月1日以降の地震を濃く表示している。発震機構はCMT解。

発表した津波警報・注意報の概要

この地震に対して発表した津波警報・注意報は、以下のとおりである。

発表時刻 概要 発表予報区
12月22日 02時28分 津波警報・注意報発表
津波警報(津波): 小笠原諸島
津波注意報: 伊豆諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島
津波警報・注意報発表予報区(地図、png形式)
03時58分 津波警報を津波注意報に切り替え 津波注意報: 小笠原諸島、伊豆諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美諸島・トカラ列島
07時20分 津波注意報解除 全ての予報区
津波警報・注意報の発表で、橙は「津波」、黒は「津波注意報」のグレードであることを示す。

津波の観測

各予報区において予測した津波の高さと、観測した津波の高さ
津波予報区 予測(津波の高さ) 予報区内で観測した津波の高さの最大
北海道太平洋沿岸東部 若干の海面変動 観測されず
北海道太平洋沿岸中部 若干の海面変動 観測されず
北海道太平洋沿岸西部 若干の海面変動 観測されず
青森県太平洋沿岸 若干の海面変動 観測されず
岩手県 若干の海面変動 8cm
宮城県 若干の海面変動 観測されず
福島県 若干の海面変動 観測されず
茨城県 若干の海面変動 観測されず
千葉県九十九里・外房 若干の海面変動 観測されず
千葉県内房 若干の海面変動 14cm
伊豆諸島 津波注意報(0.5m) 0.5m(巨大津波計で観測されたため、観測精度は0.1m単位)
小笠原諸島 津波警報(1m) 22cm
相模湾・三浦半島 若干の海面変動 観測されず
静岡県 津波注意報(0.5m) 8cm
愛知県外海 津波注意報(0.5m) 観測されず
伊勢・三河湾 若干の海面変動 観測されず
三重県南部 津波注意報(0.5m) 10cm
大阪府 若干の海面変動 観測されず
淡路島南部 若干の海面変動 観測されず
和歌山県 津波注意報(0.5m) 12cm
徳島県 津波注意報(0.5m) 観測されず
高知県 津波注意報(0.5m) 15cm
愛媛県宇和海沿岸 若干の海面変動 観測されず
大分県瀬戸内海沿岸 若干の海面変動 観測されず
大分県豊後水道沿岸 若干の海面変動 観測されず
宮崎県 津波注意報(0.5m) 観測されず
鹿児島県東部 若干の海面変動 15cm
種子島・屋久島地方 津波注意報(0.5m) 11cm
鹿児島県西部 若干の海面変動 観測されず
奄美諸島・トカラ列島 津波注意報(0.5m) 18cm
沖縄本島地方 若干の海面変動 5cm
大東島地方 若干の海面変動 4cm
宮古島・八重山地方 若干の海面変動 観測されず
橙は「津波警報」、黄は「津波注意報」のグレードであることを示す。
表中の観測値は速報値であり、後日変更される場合がある。

詳細は、下記資料をご覧下さい。

日本国内の検潮所で観測した津波の最大の高さの分布図
日本国内の検潮所で観測した津波の最大の高さ

日本国内の主な検潮所の潮位記録
日本国内の主な検潮所で観測した津波

津波予測の評価

津波の高さが予測よりも低かった理由は、モーメントマグニチュードが小さかったためと考えられる。

Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ

本ページ内の図の作成にはGMT(Generic Mapping Tool[Wessel,P., and W.H.F.Smith, New, improved version of Generic Mapping Tools released, EOS Trans. Amer. Geophys. U., vol.79 (47), pp.579, 1998]) を使用しています。