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地震防災対策強化地域判定会会長会見

 気象庁では、いつ発生してもおかしくない状態にある「東海地震」を予知すべく、東海地域の地震活動や地殻変動等の状況を監視しています。また、これらの状況を定期的に評価するため、地震防災対策強化地域判定会を毎月開催しています。本資料は本日開催した判定会で評価した、主に前回(平成25年4月22日)以降の調査結果を取りまとめたものです。
 なお、下記調査結果は本日17時00分に「東海地震に関連する調査情報(定例)」として発表しています。

報道発表日

平成25年5月28日

概要

 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測されていません。

本文

最近の東海地域とその周辺の地震・地殻活動

 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測されていません。

1.地震活動の状況
 静岡県中西部の地殻内では、全体的にみて、2005年中頃からやや活発な状態が続いています。
 浜名湖周辺のフィリピン海プレート内では、引き続き地震の発生頻度のやや少ない状態が続いています。
 その他の領域では概ね平常レベルです。
 なお、4月22日から23日に、愛知県・長野県県境付近のプレート境界付近において、また、5月19日から25日に長野県南部のプレート境界付近において、それぞれ深部低周波地震が観測されました。

2.地殻変動の状況
 全般的に注目すべき特別な変化は観測されていません。
 GNSS※観測及び水準測量の結果では、御前崎の長期的な沈降傾向は継続しています。更に、傾斜計、ひずみ計等の観測結果を含めて総合的に判断すると、東海地震の想定震源域におけるフィリピン海プレートと陸のプレートとの固着状況の特段の変化を示すようなデータは、現在のところ得られていません。
 なお、4月19日頃から23日頃にかけて愛知県・長野県県境付近のプレート境界付近に生じた「短期的ゆっくりすべり」に起因するとみられる地殻変動が、また、5月15日から25日頃にかけて長野県南部のプレート境界付近に生じた「短期的ゆっくりすべり」に起因するとみられる地殻変動が、それぞれ周辺のひずみ計で観測されました。
 また、GNSS※観測の結果によると、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による余効変動が、小さくなりつつありますが東海地域においてもみられています。

※GNSS(Global Navigation Satellite System)とは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称。



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問い合わせ先

地震火山部 地震予知情報課
電話:03-3212-8341 (内線)4576

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