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余震について

平成28年(2016年)熊本地震の発生をふまえ、大きな地震の後に引き続く地震活動の様々な事例に対応可能な防災上の呼びかけを行うための指針として、平成28年8月19日に地震調査研究推進本部地震調査委員会から「大地震後の地震活動の見通しに関する情報のあり方」が公表されました。
これに伴い、気象庁が行う大地震後の情報発表内容に変更が生じたことから、現在各コンテンツの改訂作業を進めているところです。作業完了まで今しばらくお待ちください。

余震の発生確率

「余震の発生確率」とは何ですか?

現在の科学では、「震度5弱以上の揺れとなる余震が3日以内に確実に発生する」とか、「3日以内には絶対に発生しない」ということまでは予測できません。
しかし、余震活動を統計的に詳しく調べることで、大きな余震がどれくらいの確率で発生するか(発生しやすいか)ということは分かるようになってきました。

余震の発生確率はどのように計算するのですか?

余震には二つの性質があります。これらの性質に着目して「余震の発生確率」を計算し、今後の余震活動を予測します。
一つは「余震の数は本震直後に多く、時間とともに少なくなっていく」という性質です。
一般的に、地震発生から1日以内に最も多くの余震が発生し、2日目にはその2分の1、3日目には3分の1になると言われています。

余震の数は時間とともに少なくなっていく

もう一つは「規模が大きい地震の数は少なく、規模が小さい地震の数は多い」というものです。
たとえば、マグニチュード3以上の地震が1000回発生しているとすると、マグニチュード4以上の地震は約100回、5以上の地震は約10回程度発生していることになります。

規模が大きい地震は少なく、小さい地震は多い

この二つの性質を結びつけると、余震の発生の仕方は次のようになります。
「本震直後には余震の数は多く、その中に大きな規模の余震が混ざって発生しますが、日時が経過するに従って余震の数は減少、大きな規模の余震も少なくなり、次第に起きなくなります。」
二つの性質は地震学でよく知られている統計の式であらわされ、これらの式を組み合わせると余震の発生する確率を予測することができます。
これにより、「今後3日以内にマグニチュード5以上の余震の起きる確率は30%です。」というように、ある大きさ以上の余震の発生する可能性を確率の形で予測できます。こうして計算される確率が「余震の発生確率」です。
※ 具体的な揺れや被害をイメージしやすいよう、マグニチュードではなく揺れの大きさ(震度)で発表します。

(地震調査研究推進本部「大地震のあと、余震はどうなるか」による。)


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