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「阪神・淡路大震災から20年」特設サイト

余震域及びその周辺の20年間の活動


このページでは、兵庫県南部地震以降の余震域及びその周辺(六甲・淡路島断層帯周辺)の 20 年間の地震活動を振り返るとともに、西日本で発生した規模の大きな地震活動について取りまとめています。
このページの内容は、平成27年1月13日の報道発表「平成26年12月の地震活動及び火山活動について」の参考資料の「兵庫県南部地震の余震域及びその周辺の20年間の活動」[PDF形式: 873KB] と同じです。

1.兵庫県南部地震の余震域及びその周辺(六甲・淡路島断層帯周辺)の20年間の活動

兵庫県南部地震の余震域及びその周辺(領域 a)では、本震発生以降、活発な余震活動を伴いました。兵庫県南部地震の最大余震は、1995年1月17日07時38分のM5.4の地震(最大震度4)です。兵庫県南部地震の余震活動は、年月の経過とともに減少していますが、現在でも時々M4程度(最大震度3程度)の地震が発生しています。また、兵庫県南部地震の余震域の南西端に近接する領域で、2013年4月13日にM6.3の地震(最大震度6弱)が発生しました。兵庫県南部地震発生以降、M5.0以上の地震は7回(1995年1月に5回、同年2月に1回、2013年4月に1回)発生しました。

震央分布図 1995年1月1日から2014年12月31日まで

図1 震央分布図(1995年1月1日から2014年12月31日まで、M2.0以上、深さ0から20キロメートルまで)
2013年以降の地震を赤で表示。
震央分布図中の細線は地震調査研究推進本部による主要活断層帯を示す。この内、茶細線は「六甲・淡路島断層帯」を示す。
吹き出しは、以下の地震に付加した。兵庫県南部地震、同地震の最大余震、領域 a 内で2013年以降に発生したM4.0以上の地震(赤枠で表示)、その他本文中の解説でコメントし た地震 中央の四角い枠の中で多くの地震(余震)が起こっているのが分かる。


図1領域a内のM-T図及び回数積算図、時空間分布図

図2 図1の領域a内のM-T図及び回数積算図(左)と時空間分布図(A-B投影)(右)
2013年以降の地震を赤で表示。


1995年1月以降の領域a内の規模別地震回数及び最大震度別回数

1995年1月以降の領域a内の規模別地震回数及び最大震度別回数
(注 1)兵庫県南部地震発生当時は、現在と比較して震度観測点が少なかった。このため、現在の観測網であれば震度1以上を観測したと考えられる地震でも、震度を観測していない地震がある。
(注 2)1996年10月から、震度5を5弱と5強、震度6を6弱と6強に分割し、現在の10階級で観測している。

2013年以降に領域a内で発生したM4.0以上の地震

  • 2013年4月13日 淡路島付近 M6.3 最大震度6弱 (図1中Aの地震)
  • 2013年4月13日に淡路島付近の深さ15 ㎞でM6.3の地震(最大震度6弱)が発生しました。この地震は、兵庫県南部地震の余震域の南西端付近で発生しました。この地震により、負傷者35人(重傷者11人、軽傷者24人)、住家被害 8,414棟(全壊8棟、半壊101棟、一部破損8,305棟)等の被害を生じました(被害は総務省消防庁による)。

  • 2013年7月17日 淡路島付近 M4.0 最大震度3 (図1中Bの地震)
  • 2013年7月17日に淡路島付近の深さ17㎞でM4.0の地震(最大震度3)が発生しました。この地震は、兵庫県南部地震の余震域内で発生しました。兵庫県南部地震の余震域内でM4.0以上の地震が発生したのは、2008年4月17日のM4.1 の地震(最大震度 4)以来でした。

  • 2014年8月26日 淡路島付近 M4.2 最大震度3 (図1中Cの地震)
  • 2014年8月26日に淡路島付近の深さ11㎞でM4.2の地震(最大震度3)が発生しました。この地震は、兵庫県南部地震の余震域とは離れた場所で発生しました。

2.兵庫県南部地震発生前と現在の活動の比較

兵庫県南部地震の余震域及びその周辺(図1の領域a)のM3.0以上の活動を見ると、兵庫県南部地震発生以前は発生回数は1年に0回から2回程度でした。最近10年の活動を見ると、2005年~2012年は、兵庫県南部地震発生前と比較してやや多い程度でした。2013年以降は、2013年4月13日の地震(M6.3 図1のA)と2014年8月26日の地震(M4.2 図1のC)の余震活動の影響で回数が多くなっています。

図3兵庫県南部地震発生前と現在の活動の比較

図3 兵庫県南部地震発生前と現在の活動の比較
(左上段)図1領域a内のM-T図及び回数積算図
(左下段)図1領域a内の回数ヒストグラム
(右)図1領域a内の時空間分布図
データ条件(期間、マグニチュード、深さ)は、いずれも図も1985年1月1日から2014年12月31日まで、M3.0以上、深さ0から20キロメートルまで。
2013年以降の地震を赤で表示。


3.1923年以降の西日本の地震活動

1923年以降に、西日本(地図の領域内)で発生したM6.0以上の地震を以下に示しました。1995年1月以降に、地図の範囲内ではM6.0以上の地震が12回(うち1回は兵庫県南部地震、4回は三重県南東沖)発生しています。

図41923年以降の西日本の地震活動

図4 1923年以降の西日本の地震活動
(左)震央分布図(1923年1月1日から2014年12月31日まで、M6.0以上、深さ0から150キロメートルまで)
(右)震央分布図内のM-T図
1995年以降の地震を赤で表示。
1995年以降の地震に吹き出し(三重県南東沖の地震の余震2回は除く)。気象庁が命名した地震の吹き出しを赤で表示。


1995年以降に震央分布図の範囲内で発生したM6.0以上の地震(三重県南東沖の地震の余震は除く)

番号 発生年月日 震央
「命名」
最大
震度
マグニチュード 津波・被害 発生場所
1995年1月17日 大阪湾
「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」
7.3 死者 6,434人、負傷者 43,792人
住家全壊 104,906棟、住家半壊 144,274棟
水道断水 約130万戸
ガス供給停止 約86万戸
停電 約260万戸 等
(注)ライフライン被害はピーク時の数値
1997年6月25日 山口県東部 5強 6.6 負傷者 2人
住家全壊 1棟、住家半壊 2棟 等
2000年10月6日 鳥取県西部
「平成12年(2000年)鳥取県西部地震」
6強 7.3 負傷者 182人
住家全壊 435棟、住家半壊 3,101棟 等
2001年3月24日 安芸灘
「平成13年(2001年)芸予地震」
6弱 6.7 死者 2人、負傷者 288人
住家全壊 70棟、住家半壊 774棟 等
2004年9月5日
19時07分
三重県南東沖 5弱 7.1 津波 神津島神津島港で66cm 等
負傷者 6人 等
2004年9月5日
23時57分
三重県南東沖 5弱 7.4 津波 神津島神津島港で101cm
津波 串本町袋港で82cm 等
負傷者 36人、住家一部破損 2棟 等
2005年3月20日 福岡県北西沖 6弱 7.0 死者 1人、負傷者 1,204人
住家全壊 144棟、住家半壊 353棟 等
2006年6月12日 大分県西部 5弱 6.2 負傷者 8人、住家一部破損 5棟
2013年4月13日 淡路島付近 6弱 6.3 負傷者 35人
住家全壊 8棟、住家半壊 101棟 等
2014年3月14日 伊予灘 5強 6.2 負傷者 21人、住家一部破損 57棟 等
発生場所の「C」は地殻内、「F」はフィリピン海プレート内部を示す。
被害は、2番の地震は「日本被害地震総覧」による。それ以外の地震は総務省消防庁による。
神津島神津島港の津波の観測値は、「地震予知連絡会報第73巻8-18」による

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