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緊急地震速報とは


 緊急地震速報は、地震の発生直後に、各地での強い揺れの到達時刻や震度を予想し、可能な限り素早く知らせる情報のことです。強い揺れの前に、自らの身を守ったり、列車のスピードを落としたり、あるいは工場等で機械制御を行うなどの活用がなされています。

緊急地震速報のながれ
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緊急地震速報についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
緊急地震速報のしくみ
緊急地震速報(警報)と緊急地震速報(予報)の内容や発表条件
緊急地震速報の予報区
緊急地震速報に係る法律上の規定

緊急地震速報のご利用上の注意点

 緊急地震速報を発表してから強い揺れが到達するまでの時間は、長くても十数秒から数十秒と極めて短く、震源に近いところでは速報が間に合いません。また、ごく短時間のデータだけを使った速報であることから、予測された震度に誤差を伴うなどの限界もあります。
 緊急地震速報を適切に活用するために、こうした限界を知っておきましょう。

緊急地震速報の限界

◇解析や伝達に一定の時間(数秒程度)がかかるため、内陸の浅い場所で地震が発生した場合などにおいて、震源に近い場所への緊急地震速報の提供が 強い揺れの到達に間に合いません。

◇地震観測網から100㎞程度以遠で発生する地震では、震源やマグニチュードの推定値の誤差が大きくなる可能性があります。

◇マグニチュードが大きくなるほど、地震断層面におけるずれ破壊の開始から終了までの時間が長くなる(マグニチュード6で約3秒、 マグニチュード7で約10秒、マグニチュード8以上では数十秒以上)ことから、一般的にマグニチュードを精度良く推定するために は、マグニチュードが大きな地震ほど長い時間が必要となります。緊急地震速報では地震断層面の破壊開始の初期段階で得られるデータか ら精度よくマグニチュードを求めるための推定式を用いていますが、その推定精度には限界があり、マグニチュードが大きな地震ほど、 誤差が大きくなる可能性があります。

◇少ない観測点での短時間の観測データから地震の規模や震源を推定し、各地の震度等を予想するため、予想震度は±1階級程度の誤差を伴うなど 精度が十分でない場合があります。また、予想の誤差により緊急地震速報が発表できない場合があります。

◇深発地震(深さ100㎞程度より深い場所で発生する地震)では沈み込むプレートに沿って地震波が伝わりやすいという性質が顕著 に現れるので、震源の直上より震源から離れた場所で揺れが大きくなることがあります (異常震域)。また、現在、震度の推定に用いている 経験式を深発地震に適用すると、実際よりも大きく計算されるなどの問題もあり、深発地震では正確な震度の推定は困難です。 なお、1あるいは2観測点のデータを使っている段階では、深発地震であっても常に震源の深さを10㎞に仮定して 震度を推定するので、この場合も震度の推定に大きな誤差が発生することがあります。

◇複数の地震が時間的・距離的に近接して発生した場合に、別々の地震と認識できず、的確な情報を発表できないことがあります。

◇1観測点のデータを使っている段階では地震以外の揺れ(事故、落雷)や機器障害により誤った情報を発表する可能性があります。

◇緊急地震速報は時間とともに精度が上がり予想震度なども変化するため、状況により発表が遅れる場合があります。


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