気候情報を活用した気候リスク管理技術に関する調査結果について~アパレル・ファッション産業分野~

本調査について

気象庁では、季節予報をはじめとする気候情報の有効な活用方法の検討を進めています。この取り組みのひとつとして、2週間先までの予測情報である異常天候早期警戒情報などを利用して、様々な産業分野における猛暑や寒波などの影響を軽減もしくは利用する「気候リスク管理」技術を普及させる取り組みを推進しています。 今般、その一環として、「気候リスク管理」の有効性を示す実例(成功事例)を示すため、(一社)日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)の協力を得て、標記について委託調査を実施しました。 この調査の結果、様々な産業への応用が期待できる成果が得られたのでお知らせします。

本調査により、主に以下のことが明らかとなりました。

  1. 販売数が大きく伸びる気温が様々なファッションアイテムに存在する。
  2. 主要なファッションアイテムの販売シェアと気温の変動に明瞭な関係が見られる。
  3. 2週間先までの気温予測情報は、1. や 2. の関係をもとに事前に対策を検討・実施するのに有効であり、店舗における商品展開や在庫管理に活用できると期待される。

以下から調査報告書の全文が参照いただけます。気候リスク管理の取り組みにおいて、参考にしていただけましたら幸いです。


気候情報を活用した気候リスク管理技術に関する調査報告書~アパレル・ファッション産業分野~

全文一括版は以下からご覧いただけます


本報告書の著作権は気象庁に帰属します。利用規約などは「気象庁ホームページについて」をご覧ください。
なお、グラフなどを引用・転載する際は、以下の例も参考に出典を明記ください。
(例)気象庁委託調査「気候情報を活用した気候リスク管理技術に関する調査報告書~アパレル・ファッション産業分野~」(平成26年3月)より
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