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台風第16号および大気不安定による大雨・暴風・高波・高潮 平成24年(2012年)9月15日~9月19日(速報)


沖縄地方から近畿地方太平洋側にかけて大雨・暴風。
沖縄地方、九州地方を中心に高波・高潮。


概要

 9月11日9時にカロリン諸島近海で発生した台風第16号は、発達しながら北西へ進み、14日には中心気圧が900ヘクトパスカル、最大風速が55メートルの最大の勢力となって、フィリピンの東海上を北へ進んだ。台風は15日21時には中心気圧が910ヘクトパスカル、最大風速が50メートルの大型で非常に強い勢力となって沖縄の南海上をさらに北へ進み、16日7時半頃に大型で非常に強い勢力を保ったまま沖縄本島付近を通過した。その後台風は九州の西海上を北へ進み、朝鮮半島から日本海西部へ進んで進路を北東に変え、18日9時に沿海州で温帯低気圧に変わった。
 台風により、沖縄地方から近畿地方の太平洋側にかけて大雨、暴風となり、沖縄地方から九州地方を中心に高波、高潮となった。また、台風から変わった温帯低気圧にむかって湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が不安定となり、東海地方でも大雨となった。
 9月15日0時から19日24時までに観測された日最大風速は、鹿児島県大島郡与論町与論島(ヨロンジマ)で42.1メートルとなり観測史上1位の値を更新したのを含め、日最大風速は4地点で観測史上1位の値を更新した。また、台風の接近・通過に伴って、沖縄地方から近畿地方にかけての沿岸で、50センチメートルから1メートル程度の最大潮位偏差(実測の潮位と平常の潮位との差)が観測されたが、台風の接近・通過が年間で最も潮位が高い秋の大潮の満潮時間帯と重なったため、那覇市や長崎市など九州・沖縄地方を中心に過去に記録した最高潮位を上回る高い潮位を観測した。
 この台風により、長崎県と沖縄県で計2名が死亡したほか、沖縄地方から東海地方にかけての広い範囲で住家損壊、土砂災害、浸水害、停電、航空機・フェリーの欠航等による交通障害が発生した。また、沖縄地方および九州地方から近畿地方にかけて、高潮による住宅の浸水や道路の冠水などの被害が発生した(被害状況は、平成24年9月21日現在における各気象台からの報告による)。

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問い合わせ先

気象庁観測部計画課情報管理室 電話 03-3212-8341(内線 4154, 4157)


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