災害をもたらした気象事例

昭和42年7月豪雨
昭和42年(1967年) 7月8日~7月9日
佐世保、呉、神戸市で大きな被害、佐世保で1時間125mmの大雨。
死者351名、行方不明者18名、負傷者618名
住家全壊901棟、半壊1,365棟
床上浸水51,353棟、床下浸水250,092棟など
(気象庁技術報告より)
概要
 本州の南岸に停滞していた梅雨前線に、台風第7号から変わった熱帯低気圧から暖湿気流が流れ込み、北からは冷たく乾いた空気が流れ込んで前線の活動が非常に活発となった。 9日には、熱帯低気圧から変わった温帯低気圧が前線上を九州北部から関東まで速い速度で進んだ。
 8日に前線近傍で雷を伴った強い雨が集中的に降った。 9日には温帯低気圧が通過し、さらに強い雨となり、佐世保(長崎県佐世保市)で125mm、福江(長崎県福江市)で114mmの1時間降水量を観測、呉(広島県呉市)や神戸でも70mmを超える大雨となった。 2日間の降水量も佐世保、呉、神戸などで300mmを超え、これらの三市を中心に甚大な災害が発生した。 背後に山地がある都市部で大雨となったため、土砂崩れや鉄砲水が多発し、人的被害や土木関係の被害が非常に多くなった。
 気象庁は、7月7日から10日までの大雨を「昭和42年7月豪雨」と命名した。
天気図

天気図 7月9日09時
期間降水量
降水量時系列図(佐世保)
降水量時系列図(神戸)
期間内での観測値
気象官署での観測値
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