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春分期・秋分期の観測について(太陽自動回避及び太陽迷光)

ひまわり8号の太陽自動回避による画像欠損

 春分期・秋分期の真夜中前後に、太陽、地球、ひまわりがほぼ一直線上に位置する場合があります。 この時、ひまわりから地球を見た先に太陽が入るため、可視赤外放射計(カメラ)を保護する目的で、可視赤外放射計が有する太陽自動回避機能により観測の一部をスキップします。そのため、該当箇所が欠損データ(欠損部は観測範囲外の値となります。)として配信されます。
 太陽自動回避は、領域観測(日本域観測、機動観測)でも行われます。また、機動観測では太陽自動回避機能により、観測範囲全体の観測をスキップすることがあり、その場合には観測を休止します。

 太陽自動回避よる観測画像への影響は、 春分期・秋分期の太陽自動回避による画像欠損 をご覧ください。

太陽迷光

 春分期・秋分期の真夜中前後に、太陽、地球、ひまわりがほぼ一直線上に位置する場合があります。 この時、可視赤外放射計に太陽光が直接入射することがあり、入射した太陽光が可視赤外放射計内部の反射鏡以外の部分で反射または散乱することにより、反射した光や散乱した光が地球画像に映り込むことがあります。このことを太陽迷光と呼びます。太陽迷光は、可視・近赤外のバンド1から6及び赤外バンドの観測波長の短いバンド7から9で発生することがあります。

 太陽迷光による観測画像への影響は、 春分期・秋分期の太陽迷光の画像への影響 をご覧ください。

太陽自動回避の予測情報と実績

予測図の見方

 背景が白で示される図は、実際のひまわり8号による観測画像です。 太陽回避により欠損となった領域は白色となっています。
 背景が黒で示される図は、気象衛星センターによる画像欠損の予測情報図です。

  • 小さな丸は観測開始と終了時の太陽の位置を示しています。
  • やや大きな丸は観測開始と終了時の太陽中心から半径3度(衛星からの視野角)の円を示しています。
  • 白丸(小さな丸とやや大きな丸)は、太陽回避の対象外の位置に太陽があると予測されていることを示しています。
  • 赤丸(小さな丸とやや大きな丸)は、太陽回避の対象となる位置に太陽があると予測されていることを示しています。
  • 太陽中心と地球中心の距離(衛星からの視野角[度])について、タイムライン開始時を左下に、 終了時を右下に記載しています。

 この予測情報は、衛星の位置と姿勢が理想的な場所にあるという仮定に基づいています。 実際の衛星の位置と姿勢は日々変動しているため、予測情報と太陽回避運用の実績は完全には一致しません。

予測図 実績図
太陽は、地球の南西象限に位置する。
太陽回避運用:実行せず(予測)。
太陽中心と地球中心の距離(観測開始時):16.8度
太陽中心と地球中心の距離(観測終了時):15.2度
太陽は、地球の裏側に位置する。
太陽回避運用:実行せず(予測)。
太陽中心と地球中心の距離(観測開始時):6.0度
太陽中心と地球中心の距離(観測終了時):4.6度
太陽は、地球の北東象限に位置する。
太陽回避運用:実行(予測)。
太陽中心と地球中心の距離(観測開始時):9.6度
太陽中心と地球中心の距離(観測終了時):11.0度
予測図と実績図の見方(実績図は、図をクリックすると拡大します。)