運輸多目的衛星(MTSAT)の運用は終了しました。

観測の概要

「ひまわり6号」及び「ひまわり7号」による地球画像の観測は、定められた運用スケジュールに従い、現在1日56回実施されています(観測種別は下表を参照)。 また、地球観測は、地上機器の保守作業又は特別な運用(太陽回避運用(食運用))等により、休止又は変更される場合があります。 このため、最新の運用に関する情報は、放送変更報(MANAM)又は衛星配信の運用計画をご覧ください。

地球観測の種別

種別 呼称 説 明
全球観測 Fhh 1時間毎に(前30分~00分にかけて)行われる北極から南極までの全地球領域の観測。 hh : 時刻(UTC)(注)
北半球観測 Nhh 1時間毎に(00分~15分にかけて)行われる北半球領域(北極から南緯10°付近まで)の観測(00、06、12、18UTCは除く)。
風計算用観測 NhhW 風計算のための特別な観測。
NhhWは、6時間毎(05、 11、 17 そして 23UTC)に15分~30分にかけて行われる北半球領域の観測。
Shh と ShhW は南半球領域(北緯10°付近から南極まで)の観測で6時間毎(00、 06、 12 そして 18UTC)に00分~15分にかけてと15分~30分にかけて2回連続して行われる。
2つの北(南)半球観測は、直後(直前)の全球観測画像と合わせて北(南)半球領域の風計算のために用いられる。 例えば12UTC帯の観測においては N11、 N11W、 F12、 S12 そして S12W が風計算のための一連の画像となる。
Shh
ShhW
(注)「日本標準時」=「UTC(協定世界時)」+「9時間」