気象衛星センター | Meteorological Satellite Center

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協力機関からの研究者向けデータ公開

はじめに

 ひまわり8号は新世代の静止気象衛星として世界に先駆けて運用を開始したものであり、観測の時間・空間分解能の向上及び多バンド化等、観測機能が大幅に強化されています。
 このためその観測データからは気象分野に限らずこれまでにない多くの情報が得られるものと期待されています。
 気象庁では、ひまわり8号の機能の十分な活用を図るため、国内の多くの研究機関がひまわりの観測データを即時的にかつ過去にさかのぼって入手できる環境を整備し、オールジャパンでデータ利用技術の開発を広く促進することが必要であると考え、いくつかの研究機関の協力を得て、研究者向けのひまわり8号データの即時的公開を行う新たな取り組みを開始することとしました。
 この取り組みに協力していただいているのは、以下の4機関です。

  • 情報通信研究機構(NICT)
  • 千葉大学環境リモートセンシング研究センター(CEReS)
  • 東京大学地球観測データ統融合連携研究機構(EDITORIA)
  • 宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球観測研究センター(EORC)

入手できるデータ

観測領域及び観測頻度 フォーマット 圧縮後のデータサイズ(GB/day) 備考
フルディスク
(全球)画像
(撮像:10分間隔)
ひまわり標準データ 103

サンプル
  • バンド数: 16 (可視: 3; 近赤外: 3; 赤外: 10)
  • 空間分解能: 可視: 0.5-1km; 近赤外: 1-2km; 赤外: 2km
  • 10セグメント分割
  • bzip2*にて圧縮
Portable Network Graphics (PNG) 12

サンプル
  • トゥルーカラー画像 (可視3バンドを合成)
  • 空間分解能: 1km
  • 分割なし
日本域観測画像
(撮像:2.5分間隔)
ひまわり標準データ 15

サンプル
  •  バンド数: 16 (可視: 3; 近赤外: 3; 赤外: 10)
  • 空間分解能: 可視: 0.5-1km; 近赤外: 1-2km; 赤外: 2km
  • 分割なし
  • bzip2*にて圧縮
Network Common Data Form (NetCDF) 26

サンプル
Portable Network Graphics (PNG) 1.7

サンプル
  • トゥルーカラー画像 (可視3バンドを合成)
  • 空間分解能: 1km
  • 分割なし
領域観測画像
(撮像:2.5分間隔)
ひまわり標準データ 4

サンプル
  • バンド数: 16 (可視: 3; 近赤外: 3; 赤外: 10)
  • 空間分解能: 可視: 0.5-1km; 近赤外: 1-2km; 赤外: 2km
  • 分割なし
  • bzip2*にて圧縮
Network Common Data Form (NetCDF) 5

サンプル
Portable Network Graphics (PNG) 0.5

サンプル
  • トゥルーカラー画像(可視3バンドを合成)
  • 空間分解能: 1km
  • 分割なし
* Parallel bzip2 (pbzip2) コマンドを使用して圧縮しています。

入手方法

 ひまわり8号データの入手を希望される研究者は、4機関のいずれかに利用者登録をしていただく必要があります。  登録の方法は機関ごとに異なっています。

情報通信研究機構(NICT)

同機構が構築したNICTサイエンスクラウドの仕組みを利用して、ひまわり衛星プロジェクトWebサイトにおいてデータ公開を行います。
観測後24時間以内のデータについては、登録いただいた研究者に対して、FTPで公開しています。観測後24時間を経過したデータについても、ダウンロード用Webアプリケーションによりどなたでも取得いただけます。
また最新の観測画像については、スマートフォン、タブレットにも対応のWebアプリでご覧いただけます。

千葉大学環境リモートセンシング研究センター(CEReS)

登録されたIPアドレスからのanonymous FTPでの入手となります。データ取得に使うコンピュータのIPアドレスを添えて、メールにてCEReS担当者にアクセス希望の申請をして下さい。
メールアドレス:

東京大学地球観測データ統融合連携研究機構(EDITORIA)

「データ統合・解析システム(DIAS)」の機能を用いて、ひまわり8号ダウンロード・処理システムから、検索、ダウンロードが可能です。 また、クイックルック画像の閲覧、補正処理データ、動画の作成、ダウンロードが可能です。DIASアカウントを取得後、ひまわり8号データの利用目的を初回のみ入力いただきます。詳細は、DIAS事務局までお問合せください。
DIAS事務局:

宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球観測研究センター(EORC)

JAXAひまわりモニタのウェブサイトから、画像とデータ公開を行っています。また、JAXAが開発したひまわり物理量プロダクトの画像とデータも同時に公開しています。 データの利用(FTP)の際にはJAXAひまわりモニタから、利用者登録を行ってください。

共通の留意事項

 これらの4機関からひまわりデータを入手される方は、それぞれの機関のデータポリシーとともに、以下の事項について遵守していただくことをお願いします。
 この取り組みは研究開発・教育を主たる目的としており、この4機関から入手されたデータ及びそれを加工して得られたプロダクトについては営利目的の利用を原則として禁じます。 営利活動を目的とされる場合は、(一財)気象業務支援センターからのデータ入手をお願いします。ただし、出版物等における画像等の利用については問題ありません。 また、民間企業による利用であっても営利活動の前段階としての研究開発の場合はこれを許容するものとします。その他、判断のつかない場合については下記連絡先までお問合せ下さい。
 利用者は、この取り組みが協力機関の努力により成り立っているベストエフォートのサービスであること、 すなわち、各システムのメンテナンスや障害等によってサービスの中断が発生する場合があること、 担当者の不在等によりユーザーサポートが十分に行えない場合があること等について予めご理解をお願いします。
 平成27年7月7日の正式運用開始以前のひまわり8号データをご利用される場合は、それらが気象庁によるデータ品質調整途上の試験データであり、データ品質が保証されていないことをご了承ください。

謝辞の例

 この取り組みを通じて取得したひまわりデータを活用した研究成果などを公開される際には、謝辞の記載をお願いします。 次の例を参考にして下さい。

本論文の研究は
  • 情報通信研究機構(NICT)のサイエンスクラウド
  • 千葉大学環境リモートセンシング研究センター(CEReS)
  • 東京大学が運営するデータ統合解析システム(DIAS)
  • JAXA地球観測研究センター(EORC)
から取得したひまわりデータ(または「ひまわり8号運用開始前の試験観測データ」)を用いて行いました。

本件に関する連絡先

気象庁観測部気象衛星課
〒100-8122 東京都千代田区大手町1-3-4
Tel.: 03-3212-8341(内線4842)
Fax: 03-3217-1036
E-mail: