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はじめに


 我が国は四方を海に囲まれており、海洋からの恵みを古くから享受するなど、海洋と我々の生活は深く関わっている。また、海洋と大気は密接に関係しており、地球環境や気候の変動を考える上でも海洋は極めて重要な存在である。さらに、平成25年4月に閣議決定された「海洋基本計画」では、海洋の持つ役割の重要性を鑑み、海洋に関する施策の方向性として、科学的知見の充実や海洋に関する理解の増進などを挙げているところである。

 このような中、気象庁では、これまで、海洋気象観測船等により長期にわたる海洋の観測、解析を続けており、平成22年度には、地球温暖化の監視をさらに強化するため、北西太平洋域における二酸化炭素等の観測に重点を置いた高精度海洋観測を開始した。また、これらの観測成果をもとに「海洋中の二酸化炭素蓄積量」や「海洋の酸性化」などの新たな情報を提供しているところである。

 地球環境に関連した海洋の状態とその変化の見通しについては、平成17年から「海洋の健康診断表」として気象庁ホームページ上で提供しているところであるが、最新の知見を体系的な情報として提供するため、改めて「総合診断表第2版」としてとりまとめ、刊行することとした。本書が海洋・水産関係機関はもとより関係行政機関、教育機関等において、海洋・水産関係施策の立案・実施、海洋に関する科学的知見の充実や理解の増進などに役立てられることを願っている。

 本書の作成にあたり、気象庁内に設置した気候問題懇談会検討部会の近藤洋輝部会長をはじめ委員各位には、ご多忙のところ貴重なご助言をいただいた。ここに厚くお礼を申し上げる。

平成25年10月

地球環境・海洋部長 宇平 幸一

本書の内容に関する検討は、近藤 洋輝 リモート・センシング技術センター ソリューション事業部 特任首席研究員を部会長とする気候問題懇談会検討部会の協力を得た。

気候問題懇談会検討部会

       部会長 近藤 洋輝 一般財団法人 リモート・センシング技術センター ソリューション事業部 特任首席研究員
            今村 隆史 独立行政法人 国立環境研究所 環境計測研究センター センター長
            日下 博幸 筑波大学 計算科学研究センター 准教授
            須賀 利雄 東北大学 大学院理学研究科 教授
            早坂 忠裕 東北大学 大学院理学研究科 教授
            渡部 雅浩 東京大学 大気海洋研究所 准教授



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