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臨時診断表 2010年8月の日本周辺海域の海面水温について

平成22年9月9日発表
気象庁地球環境・海洋部

診断(2010年8月)

日本周辺海域における8月の月平均海面水温は、1985年以降で最も高くなりました。

2010年8月の日本周辺海面水温平年差

2010年8月の月平均海面水温の平年差の分布

海面水温の平年値(30年間の平均値)からの差を示しており、偏差は図の右にある0.5℃毎のスケールと同じ色で色分けされています。
赤枠が日本周辺海域、青枠が日本海および日本の東を表しています。北緯45度以北の海域は冬季に海氷の影響を受けるため、対象から除外しています。

解説

海面水温

日本周辺海域における8月の月平均海面水温の平年差は+1.2℃となり、1985年以降*、8月としては最も高くなりました(8月の月平均海面水温の平年差の時系列(1985~2010年)を参照)。 これは、日本海および日本の東で8月の月平均海面水温が平年にくらべて2℃以上高い海域が広がっていたうえに、 東シナ海、沖縄の南および日本の南の海面水温も平年にくらべて0.5℃程度高い海域が広がっていたためです。 8月の月平均海面水温の日本海および日本の東における平年差は+1.8℃となり、8月としては1994年の+2.3℃に次ぐ記録でした。日本付近が太平洋高気圧に広く覆われたため、広範囲で海面水温が高くなったものと考えられます。

*船舶による海洋観測に加え、人工衛星によるリモートセンシング資料が利用可能となった1985年以降の月平均海面水温に基づき算出しています。

その他

  • 9月21日に、8月の北西太平洋の海面水温・海流(月概況)について定期診断表を発表します。

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