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海面水温・海流(九州・山口県周辺海域)

平成30年10月19日発表 (次回発表予定  10月31日)
福岡管区気象台

診断(2018年10月中旬)

  • 九州・山口県周辺海域では、奄美群島の東以外の海域で海面水温が平年より低い海域が拡大して平年より高い海域はほとんどみられなくなりました。奄美群島の東では海面水温が平年より低い海域が縮小しました。
  • 黒潮は、トカラ海峡の北緯30.1度付近を南東に流れ、都井岬に接岸して流れています。
  • 奄美群島の東の北緯28度、東経132度付近に冷水渦がみられます。

九州・山口県周辺海域の海面水温平年差分布図(10月18日)
九州・山口県周辺海域の海面水温平年差分布図(10月18日)

海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。九州・山口県周辺海域のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

海面水温

九州・山口県周辺海域では、奄美群島の東以外の海域で、寒気の影響や平年より日射量が少なかったため、海面水温が平年より低い海域が拡大して平年より高い海域はほとんどみられなくなりました。奄美群島の東では海面水温が平年より低い海域が縮小しました。

海面水温の今後の見通し

向こう1か月の九州・山口県周辺海域の海面水温は、東シナ海では平年並か平年より低いでしょう。九州の東では平年並、奄美群島の東では平年並か平年より高いでしょう。

海流の実況と見通し

2018年10月中旬の九州・山口県周辺海域の海流の実況と見通しは、表のとおりです。

表:九州・山口県周辺海域の海流の実況と見通し
海域・項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
トカラ海峡の黒潮の通過緯度/向き(※1 北緯30.1度 / 南東
都井岬での黒潮の離岸・接岸(※1 接岸 接岸
九州・山口県周辺海域のその他の顕著な現象 奄美群島の東の北緯28度、東経132度付近に冷水渦がみられる

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。


海面水温の診断にあたって

  • 1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

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