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海面水温・海流(北海道周辺海域)

平成30年11月9日発表 (次回発表予定  11月20日)
札幌管区気象台

診断(2018年11月上旬)

  • 北海道周辺の海面水温は、引き続き平年より高い海域や平年よりかなり高い海域が広くみられます。
  • 親潮の南限位置は、北緯40.5度、東経146度付近にあります。
  • 親潮の面積は、平年並となっています。
  • 津軽暖流は、津軽海峡の東の北緯41度、東経142.5度付近で暖水渦を形成しており、東端は平年より東となっています。
  • 北海道東方の北緯42.5度、東経148.5度付近に暖水渦がみられます。

北海道周辺海域の海面水温平年差分布図(11月8日)
北海道周辺海域の海面水温平年差分布図(11月8日)

海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。 また、海氷のために海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。北海道周辺海域のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

海面水温

北海道周辺の海面水温は、引き続き平年より高い海域や平年よりかなり高い海域が広くみられます。また、襟裳岬沖では、平年並の海域がみられるようになりました。

海面水温の今後の見通し

向こう1か月、北海道周辺の海面水温は日本海と太平洋では平年より高く、オホーツク海ではかなり高いでしょう。襟裳岬沖では引き続き平年並か平年より低い海域がみられる見込みです。

海流の実況と見通し

2018年11月上旬の北海道周辺海域の海流の実況と見通しは、表のとおりです。

表:北海道周辺海域の海流の実況と見通し
海域・項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置(※1 北緯40.5度、東経146度付近 東経148度以東に後退
親潮の沖合の分枝の南限位置(※1 なし なし
その他の親潮系冷水の位置 特にみられない
親潮の面積(※2 平年並 平年並
津軽暖流の東端の経度(※3 東経144.5度付近(平年より東)
日本の東のその他の顕著な現象 津軽海峡の東の北緯41度、東経142.5度付近、北海道東方の北緯42.5度、東経148.5度付近に暖水渦が、それぞれみられる
日本海の海流 顕著な流れはみられない

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。


海面水温の診断にあたって

  • 1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

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