キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

海面水温・海流(北海道周辺海域)

平成31年1月18日発表 (次回発表予定  1月31日)
札幌管区気象台

診断(2019年1月中旬)

  • 北海道周辺の海面水温は、日本海では平年より低い海域が広くみられます。太平洋の東経145度以西では海面水温が平年よりかなり低い海域が、東経145度以東では平年よりかなり高い海域が拡大しました。
  • 親潮の南限位置は、北緯40度、東経143度付近にあります。
  • 親潮の面積は、平年並となっています。
  • 津軽暖流の東端は、平年より西となっています。
  • 釧路沖の北緯40.5度、東経146度付近に暖水渦がみられます。

北海道周辺海域の海面水温平年差分布図(1月17日)
北海道周辺海域の海面水温平年差分布図(1月17日)

海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。 また、海氷のために海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。北海道周辺海域のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

海面水温

北海道周辺の海面水温は、日本海では平年より低い海域が広くみられます。太平洋の東経145度以西では下層の冷水の影響で海面水温が平年よりかなり低い海域が、東経145度以東では下層の暖水の影響で平年よりかなり高い海域が拡大しました。

海面水温の今後の見通し

向こう1か月、北海道周辺の海面水温は、日本海とオホーツク海では平年並でしょう。太平洋の東経145度以西では海面水温が平年より低く、東経145度以東では平年より高い見込みです。

海流の実況と見通し

2019年1月中旬の北海道周辺海域の海流の実況と見通しは、表のとおりです。

表:北海道周辺海域の海流の実況と見通し
海域・項目 実況 向こう1か月の見通し(注)
親潮の沿岸寄りの分枝の南限位置(※1 北緯40度、東経143度付近 北緯38度、東経142.5度付近
親潮の沖合の分枝の南限位置(※1 なし 北緯40度、東経147.5度付近
その他の親潮系冷水の位置 特にみられない
親潮の面積(※2 平年並 平年並か平年より大きい
津軽暖流の東端の経度(※3 東経142度付近(平年より西)
日本の東のその他の顕著な現象 釧路沖の北緯40.5度、東経146度付近に暖水渦がみられる
日本海の海流 顕著な流れはみられない

(注)『 − 』は、海面水温・海流1か月予報に記載がない項目です。

(※)が付いている項目の見方については、「海流の診断の見方」のページもあわせてご参照ください。


海面水温の診断にあたって

  • 1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

海氷の情報について

関連情報

海洋の知識

データ

関連する診断

過去の診断

このページのトップへ