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地球規模の気候変化の予測

 気候が将来どのように変化するか、世界中の研究機関が、それぞれ開発した気候モデルを使って、コンピュータによる将来の予測を行っています。予測結果は、それぞれの気候モデルの特性や、用いるシナリオ(将来の温室効果ガス排出量の違いに応じた大気中濃度の見通し)によって少しずつ異なります。このため、それらの予測結果のどれかひとつだけを正しいと決めることはできません。
  気候変動に関する政府間パネル(IPCC) 第5次評価報告書 にまとめられた世界中の研究機関の気温の予測結果は、以下のようになります。

  • 21世紀末の地球の平均気温は20世紀末に比べ、温室効果ガスの大幅な削減を行った場合は約0.3~1.7℃、非常に高い温室効果ガス排出量が続いた場合は約2.6~4.8℃上昇する。
  • 気温の上昇の程度は地域によって異なり、陸上や北半球の高緯度で大きくなる(下図参照)。
  • 今後の温室効果ガスの排出量が多いほど気温の上昇が大きい。

 非常に高い温室効果ガス排出量が続いた場合、海面水位は21世紀末に約45~82cm上昇すると予測されており、また、今世紀中頃までに北極海の氷が夏季には完全に融けてしまう可能性が高いと予測されています。さらに、極端な高温や大雨の頻度が増加する可能性が高いと予測されています。

21世紀末(2081-2100年の平均)の気温の変化の予測

21世紀末(2081-2100年の平均)の気温の変化の予測

複数の気候モデルによるRCP8.5シナリオ(非常に高い温室効果ガス排出量が続いた場合)の予測結果を平均したもの。1986-2005年の平均気温からの変化を示す。( IPCC第5次評価報告書 より)


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